2005年 秋季新人戦レポート

★11月10日(木)  草津グリーンスタジアム★
同 大  001 001 000 =2
京 大  000 000 000 =0
試合レポート

 先日の関大戦に敗れてしまったため5位・6位決定戦となったこの試合。京大の先発は関大戦に引き続いて豪腕・天満(2・茨木)。その天満は初回2死1・3塁のピンチを迎えるものの、ファーストランナーの安井(2・広陵)の盗塁をキャッチャーの吉村(2・徳山)が強肩で刺し、このピンチを無失点に切り抜ける。
 一方対する同志社の先発は春季新人戦でも京大と対戦している佐々木(1・大府)。春に比べて球威・変化球のキレ共に増した佐々木は初回から京大打線に付け入る隙を与えない。
 試合が動いたのは3回。2死3塁のピンチに2番・岸(2・岡山城東)の打球は力のないフライに。しかしレフト・長原(1・高岡)がこれを落球してしまい、同志社に先制を許してしまう。
 追撃を開始したい京大打線であったが、佐々木の前に三振の山を築いてしまい、なかなか点を得ることができない。
 すると6回、それまでランナーを出しつつも粘りの投球で得点を許さなかった天満であったが、3番・土井(2・徳島商)を四球で出すと、4番・安井にレフトへの2塁打を許し、無死1・3塁の大ピンチを招いてしまう。ここで代打の近藤(2・岐阜北)がセンターへの犠牲フライを放ち、同志社に1点を追加されてしまう。
 7回から京大のマウンドには尾藤(2・新居浜西)が。尾藤は7回表を無失点に抑えると、その裏自ら同志社の代わった山嵜(2・広島商)からこの試合の京大打線にとって初となるヒットを放つ。しかし後続が続かず、この回も得点を挙げることができない。
 京大投手陣は9回途中から代わった山下(1・鹿児島ラサール)も好投を見せるなど、8・9回をパーフェクトに抑え、最終回の攻撃へのいいリズムを作り出す。
 9回から同志社の投手は宝田(1・旭川東)に。この回先頭の北村(2・明星)は俊足を活かしこの宝田からサードへの内野安打を放つ。しかし続く代打の但馬(1・膳所)がエンドランを失敗してしまい、三振ゲッツーになってしまう。2死ランナーなしから3番・森(2・明石北)がキャプテンの意地を見せセンター前ヒットを放つが、続く4番・吉村はサードゴロに倒れてしまい、結局最後まで得点を得ることができないまま試合終了となってしまった。
 京大打線は同志社投手陣の前に3塁すら踏ませてもらえず、好投した投手陣を援護できなかった。

打撃成績
京都大学




四死
(中) 北村 2 明星 3 1 0 1
(遊) 石川 1 北野 1 0 0 1
但馬 1 膳所 1 0 0 0
(三) 森紀 2 明石北 3 1 0 0
(捕) 吉村 2 徳山 3 0 0 1
(右) 渡邊 2 八王子東 2 0 0 0
尾藤 2 新居浜西 1 1 0 0
山下 1 鹿児島ラサール 0 0 0 0
(二) 杉原 2 天王寺 3 0 0 0
(一) 山田 1 郡山 2 0 0 0
打一 居戸 2 攻玉社 0 0 0 1
(投)左 天満 2 茨木 2 0 0 1
(左) 長原 1 高岡 1 0 0 0
打右 奥野 1 初芝富田林 1 0 0 1
合計 23 3 0 6
同志社大学




四死
(二) 藤本 2 郡山 3 0 0 1
(左) 2 岡山城東 2 0 0 0
打右 吉川 1 智辯学園 2 0 0 0
(三) 土井 2 徳島商業 2 0 0 0
佐藤 1 報徳学園 1 0 0 1
(右)中 安井 2 広陵 4 2 0 0
(捕) 佐谷 2 小倉 2 0 0 0
打捕 近藤 2 岐阜北 1 0 1 0
(一) 森本 2 関西 3 1 0 0
山内 1 静岡 1 0 0 0
一ノ宮 2 静岡 0 0 0 0
(遊) 石尾 1 倉敷商業 2 0 0 0
原田聖 2 同志社 2 0 0 0
(投) 佐々木 1 大府 2 2 0 0
石田 2 比叡山 1 0 0 0
山崎 2 広島商業 0 0 0 0
宮本 1 広島商業 1 0 0 0
宝田 1 旭川東 0 0 0 0
(中)左 2 京都韓国学園 1 0 0 0
打左 村山 1 岡山城東 1 0 0 0
合計 31 5 1 2
 
京大 同大
二塁打
佐々木
安井
盗塁 奥野 藤本
失策 長原
杉原

投手成績


安打 自責 防御率
天満 6 5 1 1.50
尾藤
2 1/3 0 0 0.00
山下
2/3 0 0 0.00
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佐々木 6 0 0 0.00
山崎
2 1 0 0.00
宝田
1 2 0 0.00

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