2006年 春季リーグ戦レポート

★4月8日(土)  西京極球場★
立命 101 200 913 =17
京大 000 000 000 = 0
試合レポート
 何とかして関大戦の雪辱を晴らしたい立命戦。その1回戦のマウンドに向かうのは熊本(4・洛星)。先発は自身初となる。しかし緊張のためか、初回3番・西岡(4・貴志川)にタイムリーを浴び、先制を許してしまう。
 一方立命の先発は金刃(4・市立尼崎)。プロのスカウトも注目する実力派左腕である。京大打線は初回、その金刃から2番・小林(4・三国丘)がレフト前ヒットを放つものの、後続が続かず無得点に終わってしまう。
 回は変わって3回。この回の立命の攻撃、バントを失敗し1塁に残った川端(4・神港学園)が盗塁を立て続けに決め3塁に進む。ここで京大は投手を川添(4・土佐)にスイッチ。しかしその川添は3番・西岡にレフトフライを許しこの間にランナーが生還。追加点を許してしまう。さらに4回にも川添は連打で2点を奪われてしまう。
 何とか反撃を開始したい京大打線であったが、金刃の前に2回以降なすすべなく打ち取られてしまう。
 7回からマウンドには天満(3・茨木)。しかし天満は立命打線に捕まり炎上してしまう。四球でランナーを溜めて2死満塁となったところで火消しに安保(4・高田)が向かう。ところが安保も3番・西岡、4番・西村(4・智弁和歌山)に連続タイムリーを許すと続く5番・籾山(3・天理)にツーランを浴び、この回一挙に9点を献上してしまう。
 8回はサウスポーの長原(2・高岡)、9回途中からは未来のエース候補の山下(2・鹿児島ラサール)の2人が初めてのリーグ戦のマウンドを経験する。しかし両者共にその独特の雰囲気に飲まれストライクがなかなか入らない苦しいピッチングとなってしまい、立命打線を抑えることができず、8回に1点、9回に3点をそれぞれ追加されてしまう。打線も立命投手陣の前にわずか4安打に抑えられ、終わってみれば17−0の大敗となってしまった。
 京大は13四死球4失策とディフェンス面でのもろさを露呈する形となってしまい、全くいいところなく終わってしまった。何とか修正を試みなければならない。
                                  綛谷 高広

打撃成績
立命館大学




四死
(中) 川端 4 神港学園 3 1 1 3
(遊) 中塚 4 広陵 3 1 2 3
(右) 西岡 4 貴志川 5 2 5 0
(三) 西村 4 智辯和歌山 5 2 1 1
(二) 籾山 3 天理 5 1 2 1
(捕) 西川 4 立命館宇治 4 2 0 2
走左 大迫 4 高知 0 0 0 0
(一) 松井慶 4 立命館宇治 4 2 0 1
打一 尾崎 3 日南学園 0 0 1 0
(投) 金刃 4 市尼崎 4 1 1 0
大島一 2 京都成章 0 0 0 0
濱岡 4 立命館宇治 1 0 0 0
山田 4 酒田南 0 0 0 0
日岡 3 立命館宇治 1 0 0 0
乗替 2 若狭 0 0 0 0
(左) 釜谷 3 4 3 3 2
大橋 3 智辯和歌山 0 0 0 0
合計 39 16 16 13
京都大学




四死
(遊) 田中 4 奈良 4 1 0 0
(中) 小林 4 三国丘 3 1 0 1
(三) 松岡 4 東大寺学園 4 0 0 0
(一)左 服部 4 明和 4 1 0 0
(捕) 吉村 3 徳山 3 0 0 1
(二) 片山 4 洛星 4 0 0 0
(左)右 北村 3 明星 3 1 0 1
(右) 森 紀 3 明石北 2 0 0 1
長原 2 高岡 0 0 0 0
山下真 2 鹿児島ラサール 0 0 0 0
江藤 3 大阪星光学院 1 0 0 0
(投) 熊本 4 洛星 0 0 0 0
川添 4 土佐 1 0 0 0
奥野 2 初芝富田林 1 0 0 0
天満 3 茨木 0 0 0 0
安保 4 高田 0 0 0 0
打一 堀口 3 帝塚山 1 0 0 1
合計 31 4 0 5
  立命 京大
二塁打 西岡
西村

三塁打 金刃
本塁打 籾山1号(安保)
盗塁 川端6
中塚
松井慶
釜谷3
小林
失策
松岡
吉村
片山
川添
※立命館の川端選手 1試合個人最多盗塁 新記録
投手成績


打者 安打 自責
金刃 6 22 2 0
大島一
1 6 1 0
山田
1 5 1 0
大橋
1 3 0 0
---




熊本 2 1/3 11 3 1
川添
3 2/3 19 4 1
天満
2/3 9 4 7
安保
1/3 3 2 2
長原
1 0/3 8 2 3
山下真
1 6 1 1

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