1999年秋季新人戦 レポート

★11月7日(日) 皇子山球場 ★
立命館大 000 203 201=8
京都大学 000 000 000=0

【舛永隆宏の試合レポート】
対立命館0−8の完敗。特に2回生2投手のふがいなさが目立った。

 京大の先発は1回生左腕長田(1福岡)。野手のエラーで2点を失ったものの、5回を2安打2失点に抑える好投をみせた。来季に向けて明るい材料だ。6回からは再び多賀野(2西大和学園)が登板するも、安打、四球、送りバントで1死23塁とされ、レフト前安打を打たれたところで降板した。そこからは来季のエースと見られていた岡村(2洛星)がマウンドにのぼった。3回2/3で5安打3四死球3失点とエースらしからぬ投球。野手のこの2回生2投手に対する信頼は0に近いものがある。本人たちも分かっていると思うので、この冬に期待したい。

 打線は5安打と立命館のいい投手に対してそこそこ打っていてチャンスも多く作っていたが、やはりここという場面で1本出ず、先制できなかったことがが敗因のひとつだろう。三振も12個と前の試合と同じく多い数字。課題は多い。

 今日、よかったのはアップ時から全員が声を出して盛り上がっていたことである。良い雰囲気のおかげで序盤に点が入らなかったものの、チャンスを作れて押せ押せのムードでいけたのだと思う。1本でなかったのはやはり力のなさである。このムードというのは大切なので、これからも意識してできたら、勝てるチームへの一歩となるだろう。

 1年半後、このチームでリーグ戦を戦わないといけないと思うと、本音をいうと厳しいと思う。けれど一人一人が本気で考えて、練習していけば埋められない差ではない。これからまだ3回生はいるものの、どれだけ危機感を持って練習できるかが勝てるチームになるための鍵だと思う。

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京都大学
(左)峯野北野
(二)舛永柳井
(遊)川上岡崎
(右)大谷益田
(捕)日高高津
伊地知洛星
(投)長田福岡
多賀野西大和学園
岡村洛星
(三)星野東山
奥田六甲
(一)田村甲陽学院
松野高知小津
(左)篠原星光学院
長内大手前
妹尾教大天王寺
合計32
立命館大学
(左)板東三原
打一大西立命館宇治
(三)山下文天理
前間三養基
樋口今治西
有園筑陽学園
(二中)市場大産大高
(右)中京大中京
谷川立命館宇治
走右田上玉野
(捕)西村高知
上坊日高中津
(一左)籠尾高知商業
(遊)寺前福岡大大濠
(投)村田北大津
打二山村明善
打二山下朗立命館慶祥
(中)石賀玉野
川上徳島城南
金城立命館宇治
谷口朱雀
合計33

京大立命
二塁打 大谷
舛永
谷川




長田福岡20
多賀野西大和学園
1/3
岡村洛星
3 2/320
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村田北大津
17
川上徳島城南
樋口今治西
有園筑陽学園

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