3/22 対 佛教大学 |
佛大 013 011 010=7 京大 300 010 200=6 |
【京都大学】 |
3月22日の佛教大戦は降雪の悪条件のもとでの試合開始となった。1回表京大の投手野瀬(4旭丘)はストレートとシンカーをうまく使い分け、佛大の1・3番を三振、4番をライトフライト順調な立ち上がりを見せた。 その裏、京大の先頭打者小野山(3桐蔭学園)が佛大の投手小嶋の初球ストレートをセンター前に運び出塁し、続く舛永(2柳井)も捕手野選で出塁し無死13塁とチャンスを広げる。しかし、続く長谷川(4落星)、松村(3畝傍)が打ち取られ、いやな雰囲気となったが、バッターは5番中力(4札幌北)。ツーストライクに追い込まれて次に内角高めに来たストレートをレフトのフェンス越えのホームランにして一挙三得点として、京大はゲームの流れをつかんだかに見えた。 しかし、2回に佛大は先頭打者の吉川がレフトに二塁打を放ち、続く7・8番のきっちりした進塁打で生還し、1点を返した。さらに3回、佛大の先頭中嶋に四球を与え、続く1番尾迫にバスターでライト前ヒットを打たれ無死12塁となり、この後3番に四球、そして4・5番に連打され、5点を失い逆転を許す。5回表に四球とエラーがらみでさらに1点を失った。 しかし、その回の裏に先頭大谷(2益田)が四球で出塁し、これを舛永がライト前ヒットで返して1点差のまま6回にはいる。6回、京大の投手林(4洛星)は立ち上がりに三連打を食らいながらも続く打者にはきっちりコースを決めて打ち取り、1点で抑える。 7回裏、途中から3番に入った俊足大井戸(4三国丘)がセンター前ヒットで出塁し、スチールを決める。4番松村も四球で出塁し、高内(4小倉)も四球を選ぶ。動揺した投手がワイルドピッチをして大井戸が生還。さらに7番帯刀(4湘南)のライト前ヒットで松村が帰って同点に追いつく。 しかし、次の回、佛大のの代打坂田に初球を右中間に持っていかれ、続く打者のレフト前ヒットで勝ち越し点を奪われると8・9回は無安打に抑えられ、佛大に競り負けた。 この試合で京大はバントが決まらず、チャンスを何度かつぶし、今後、バントが決まらなければ競り負けざるを得ないという意識のもとバント練習をやることが望まれる。【松野】 |