春季リーグ戦 レポート
★ 6月2日(水) 皇子山球場 ★
京都大 011 000 0= 2
関西大 092 201 X=14
【大下耕治 新人戦監督の試合レポート】
京大は多賀野(2西大和)が先発。一回を三人で抑えて無難な立ち上がり。二回表、京大は大谷(2益田)が四球で歩いたあと続く日高(1高津)が痛烈なライト前でチャンスを広げる。星野(2東山)も四球を選び満塁として長田(1福岡)がつまりながらもレフト前に転がし、待望の先制点をあげた。
しかしその裏一死から内野手にエラーが続き、12塁としたあと多賀野は制球を乱しリズムを崩す。四球がらみで走者をためて痛打を食らう最悪のパターンで一挙に9失点。いい形で先制したあとだっただけにこの回の守りが惜しまれる。
三回京大は先頭の峯野(2北野)がセンター前にヒットを放ち出塁。続く山崎(1洛星)がきっちり送って得点圏に走者を進める。二死からリーグ戦経験も豊富な四番岡村(2洛星)がしぶとくライト前にタイムりーを放った。
多賀野のあとを継いだ舛永(2柳井)はコントロール良く粘り強いピッチングを見せたが、二回の九失点が響き、結局は七回コールドで決着が付いた。打つ方は六安打、バントもしっかり決めて良い流れを作ることが出来たが、二回の満塁のチャンスに塁上死が出るなどやはり若さが出たといえるだろう。
守りのリズムの重要性をもう一度確認し、次の試合に臨みたい。
【舛永 新人戦主将の試合レポート】
生まれ持った能力の差がはっきりと点差にあらわれて完敗。
京大の先発は対外試合ほぼ初めての登板となった多賀野(2西大和学園)。正確度折りののらりくらりとしたピッチングで1回は3人でぴしゃりと抑える。しかし2回、1死からショート舛永(2柳井)、サード星野(2東山)の連続エラーで失点。さらに2四球を与え2死満塁とされて1番芦硲(2天理)からの4連打などでこの回9失点。次の回、1点を取られたところでマウンドを降りた。
打線は2回表、1死から5番大谷(2益田)が四球を選び、続く日高(1高津)がライト前ヒット、星野が四球で満塁とし、8番長田(1福岡)のレフト前タイムリーで先制する。さらにチャンスが続いたが牽制死でつぶしてしまう。3回にも、先頭の峯野(2北野)がヒットで出塁し、山崎(1洛星)が送り、岡村(2洛星)が返すという理想的な形で1点を奪う。この後、関大の小刻みな継投の前に0点に抑えられたものの、7回で6安打と振れていたと思う。
多賀野の後、舛永が登板するが、着実に加点され、結局2対14で7回コールド負け。 守備のミスから投手がリズムを崩し、四球を出す、ヒットを打たれるという最悪のパターンで大量失点をしてしまった点が反省点ではあるが、あまり打撃練習をしなかった中で6安打できた点は評価できると思う。練習しないと勝てないし、試合にもならないということを改めて痛感した試合だった。
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京都大学
(中)
峯野
2
北野
4
2
0
(二)
山崎
1
洛星
2
0
0
(遊投)
舛永
2
柳井
3
0
0
(一)
岡村
2
洛星
3
2
1
(左)
大谷
2
益田
1
0
0
打
松野
2
高知小津
1
0
0
左
妹尾
1
大教大天王寺
0
0
0
(捕)
日高
1
高津
3
1
0
(三)
星野
2
東山
2
0
0
(右)
長田
1
福岡
2
1
1
打
伊地知
1
洛星
1
0
0
走
篠原
1
星光学院
0
0
0
(投)
多賀野
2
西大和学園
1
0
0
遊
川上
1
岡崎
2
0
0
関西大学
回
打
安
責
多賀野
舛永
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中道
広岡
和田
小林
松井
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