七大戦 1回戦 レポート

★ 6月28日(月) 舞洲ベースボールスタジアム ★
名古屋 001 021 300=7
京都大 001 305 00X=9

【松野慎一郎の試合レポート】
 両チームの先発投手の乱調もあって、点の激しい取り合いとなった。
 京大先発野瀬(4旭丘)は3回に出会い頭の長打で1点を失ったものの、4回まで3安打1失点でまずまずの立ち上がりであった。
 一方、攻撃のほうは点を取られた直後の3回裏、9番吉田(3明善)が四球で出塁すると、1番峯野(2北野)の打球がエラーとなり無死13塁。ここで2番舛永(2柳井)が速いカウントから積極的な打撃を見せ、ライト前に運び1点を返し同点に追いついた。さらに4回には、2死から8番春沢(4横浜翠嵐)が死球で出塁すると、再び名古屋大の守備が乱れ1点を上げ、なおも満塁。ここで3番中力(4札幌北)がストレートをきれいにセンター前に返して二人が生還し点差を広げた。
 しかし、5回6回と野瀬がつかまり同点に追いつかれる。すると、その裏、先頭の吉田がセンターオーバー二塁打で出塁すると、峯野もセンター前ヒットで続き、さらに中力にもレフト舞えた医務リーが飛び出しリードを奪う。なおも、名古屋大に守備の乱れがあったこともあり、この回5点を奪い有意に試合を進める。この直後、野瀬が立ち直れず3点を失い2点差まで追い上げられるが、8回9回を多賀野(2西大和学園)が無安打無失点に抑え勝利した。
 しかし、勝利したとはいえ、相手のミスに助けられた感は否めず、大味なゲームとなってしまった。

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京都大学
(中)峯野北野
(遊)舛永柳井
(三)中力札幌北
(右)長谷川洛星
田村東大寺学園
(捕)日高高津
打捕帯刀湘南
(指)佐藤久留米大附設
打指伊地知洛星
(左)高松星光学院
(二)春沢横浜翠嵐
大谷益田
山崎洛星
(一)吉田明善
名古屋大学
(二)野澤

(遊)土井

(三)伊神

(捕)河村

(中)磯部

(左)大塚

(一)橋本

(右)小宮

(投)小山

藤田

隅部



打者
野瀬3410
多賀野
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小山30
隅部

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