2000年 秋季リーグ戦 レポート

★9月10日(日) 皇子山球場 ★
立命館 102 000 040=7
京都大 000 000 000=0

【奥田典生の試合レポート】

 9月2日に開幕したリーグ戦。 第1節に試合がなかった京大は今日が開幕となる。 相手は春のリーグ戦を制した立命。 しかし、第1節で関大に負け、チームのムードはあまり良くない。 京大のつけいるすきもあった。

 京大の開幕投手はオープン戦好調の相原(2・岸和田)。 立命は1回、背番号を15に戻し、あたっている市場(3・大産大付)がセンター前、2番紀之定(4・浪速)の時盗塁を決め、紀之定もセンター前と続き無死1,3塁。 続く3番林(2・中京大中京)がセンターに犠牲フライをあげ、立命が1点先制。

 京大は立命先発平本(4・大産大付)の制球の悪さからチャンスを作るが点に結びつかない。 2回には先頭の吉田(4・明善)の頭付近にボールが来る。 とっさに手でかばったが、激しくはれ上がり、途中交代となる。 さいわい骨折には至らなかった。

 3回表立命は、またも先頭の市場が右中間を破るスリーベース、紀之定のセンター前で2点目。 2死1・2塁となり6番木戸(3・智弁和歌山)の時に日高(2・高津)がパスボール。 2塁から一気に紀之定が生還。 3点目となる。

 京大は4回以降平本の前に塁に出ることさえ出来なかった。 しかし7回、吉田の代わりに出場した土生(4・泉陽)がライト前に火の出るようなライナーでクリーンヒット。 続く日高が送りバントを試みるも、立命のキャッチャー松尾(4・玉野)の好フィールディングでダブルプレーとなる。 2死となったところで5回から登板している長田(2・福岡)がセンター前ヒット。 ちぐはぐな攻撃となり、この回も無得点。

 3−0の膠着状態のまま迎えた8回表、先頭の3番林がライト前で出塁すると、四球、犠打、敬遠で1死満塁のピンチとなる。 5回から立命打線を抑えていた長田だったが、7番松尾に投じた初球が甘く入り、左中間を破るツーベースとなり2点入り、この勢いのまま8番平本がレフト前、レフトからの返球が乱れる間に2点入り、この回4点目。 7−0となる。 このまま試合は終わり、立命の1勝となる。

 9月11日、12日と予定されていました立命−京大2回戦は雨で中止となり、9月22日に延期されました。 会場は皇子山球場です。 是非球場まで応援しに来て下さい。


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京都大学
(遊)小野山桐蔭学園.000
(右)川上岡崎.000
(二)山崎洛星.333
(中)松村畝傍.000
(左)佐藤久留米大附.000
(一)吉田明善.000
土生泉陽.333
(捕)日高高津.000
(投)相原岸和田.000
大谷益田.000
長田福岡1.00
多賀野西大和学園
(三)舛永柳井.000

27.111
立命館大学
(中)市場大産大付.421
(遊)紀之定浪速.313
(右)中京大中京.267
(一)藤原神港学園.286
(左)板東三原.267
(二)木戸智弁和歌山.231
(捕)松尾玉野.214
平本大産大附.286
打一大前履正社.273
合計3310.273
失策 小野山
佐藤
暴投相原
三塁打市場
二塁打松尾
盗塁 市場
紀之定2
木戸
藤原
板東




打者防御率
相原岸和田186.75
長田福岡
196.75
多賀野西大和学園
0.00
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平本大産大附331.71

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