2000年 秋季新人戦 レポート

★ 11月16日(木) 西京極球場★
京都大 000 001 000=1
近畿大 100 100 00X=0

【奥田典生の試合レポート】

 前日の雨で1日順延となった新人戦準決勝第1試合。 春の新人戦そしてこの秋のリーグ戦の優勝校である近大に秋のリーグ戦台風の目となった京大が挑む。

 近大の先発は高校時代2年からエースで甲子園でも活躍した春永(1、日南学園)。 京大は初回先頭の藤田(1、膳所)が初球をセンター前に持っていくが後が続かない。

 一方京大の先発は松村(4、畝傍)の抜けた後、左のエースとなるであろう長田(2、福岡)。 しかし立ち上がりがぴりっとしない。 甲子園出場者が先発9人中6人を占める近大打線が初回から襲い掛かる。 先頭の大西(2、PL学園)が四球を選ぶと犠打と四球で1死1・2塁。 迎えるは4番林(2、柳川)。 ここで林はきっちりライ
ト前に運び近大が1点先制。

  2回も先頭の日高(2、高津)が四球で出塁。 長田が送って7番平山(1、四条畷)が四球を選び1死1・2塁。 8番丹羽(1、洛星)のセーフティー気味のバントが1塁線を割るかと思われたが何とフェアーゾーンにぴたりと止まり内野安打。 1死満塁の大チャンスとなるが後続の篠原(2、星光学院)、藤田が凡退してしまう。

 4回裏近大は先頭の谷山潤(1、平安)が四球で出塁するとワイルドピッチとサード内野安打で無死1・3塁。 8番春永はスクイズするも3塁ランナーは走らず送りバントとなり1死2・3塁。 しかし9番中塩路(1、松山商業)がレフトに犠牲フライをうち近大が2点目をとる。

 5回表京大は2死から代打の奥田(2、六甲)が四球を選ぶと4番川上(2、岡崎)の痛烈なライト前、5番日高の四球でまたも満塁のチャンスを作るも6番長田があえなく三振におわる。

 京大の猛攻が点につながったのは6回だった。 先頭の平山がこの日2本目となるレフト前ヒットで出塁すると丹羽が送り篠原のショート内野安打で1死1・3塁。 ここで勝負強い藤田がしっかりとライト前ヒットを打ち京大が1点を返す。

 京大先発の長田は5回以降立ち直り近大にチャンスすら与えない。 更に8回からは期待のルーキー河村(1、北野)が登場。 近大の4番林を渾身のストレートでつまらせてライトフライに討ち取るなど大器の片鱗を見せた。

 2−1のまま終わるかにおもえた9回の表京大は粘りを見せる。 2死後4番川上がまたも痛烈な当たりのライト前を放つと、すかさず盗塁を決める。 5番途中から出場の谷口(1、洛星)は四球を選び2死1・2塁。 ここで登場するのは取って置きの代打相原(2、岸和田)。 投手ながらもリーグ戦で勝負強いバッティングを見せる相原に逆転の1打の望みをかける。しかも相原に対する3球目に近大春永がワイルドピッチ。 2・3塁となる。 相原の打った打球は高々と上がったがセカンドフライに終わり2−1で近大の勝利となる。

京大は春永相手に近大を上回る10安打を放つがチャンスで1本が出ず惜敗してしまう。


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京都大学
(右)藤田膳所
(一)田村甲陽学院
(二)山崎洛星
打二奥田六甲
信原豊中
(中)川上岡崎
(捕)日高高津
谷口洛星
(投)長田福岡
河村北野
相原岸和田
(遊)平山四条畷
(三)丹羽洛星
(左)篠原星光学院
伊地知洛星
長尾小野

3410
近畿大学
(中)大西PL学園
(二)松丸PL学園
(左)中村智弁学園
三好京都西
(右)柳川
(三)大八木大阪桐蔭
(一)谷山潤平安
谷山太佐賀学園
大下広島商業
田中篤平安
(遊)井上平安
(投)春永日南学園
(捕)中塩路松山商業
合計28
二塁打田村
盗塁川上
失策中塩路




長田福岡34
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春永日南学園4210

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