2000年 京神戦 レポート
★6月11日(日) 神戸大学 六甲台グランド ★
京都大 010 201 000=4
神戸大 000 000 201=3
【長尾仁嗣の試合レポート】
研修会の翌日に行われた京神戦。研修会でこれからのチームの方針課題を確認しあった直後の試合だけあって個々の意識を高くも1試合に臨めた。また、過去26回の対戦で京大は1つの負け越し(12勝13敗1分)。何としてもここで星を五分にしたい京大は2番打者にチーム最長身・長距離砲の佐藤(4久留米大付設)を据えるなど、神戸大をねじ伏せにかかった。
初回、先攻の京大はその佐藤が2塁打を放ち、チャンスを作るが後続が断たれ無得点。一方の神戸大も二死から四球と敵失で二死2塁と京大の先発岡村(3・洛星)を攻め立てるが、ここは岡村がふんばった。
続く2回表、二死走者無しから七番岡村が左越え先制本塁打。4回にも山崎(2・洛星)、松村(4・畝傍)の連続長打と川上(2・岡崎)の犠飛で2点を挙げ、さらに6回、4番松村の中越ソロ本塁打で、4−0と点差を広げた。
京大先発の岡村は球数は多いながらも6回まで被安打1、与四球2の好投。完封ペースかと思われたが、7回裏、神戸大は四球と安打と犠打で一死2・3塁とした後、代打井上の犠飛と敵失で2点を返した。
京大は7回で120球を投げた岡村から長田(2・福岡)にスイッチ。いきなり神戸大の3番吉田、4番山口を連続三振に取り、神戸大に傾きかけた流れを断ちきったかに思われたが、9回、7番の山形にソロ本塁打を浴び1点差に詰め寄られた。しかし神戸大の反撃もここまで。長田は後続をきっちりと取り、1点差で逃げ切った。
研修会で出た課題の1つ「長打を出す」はクリアしたものの、大味な試合となり、決して内容のいい試合とは言えなかった。秋季リーグ戦まで試合は多くひとつひとつの課題をこなしていく重要性がかいま見えた試合であるように思えた。
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京都大学
(遊)
小野山
4
桐蔭学園
4
0
0
(右)
佐藤
4
久留米大附設
3
1
0
打
中村
4
久留米大附設
1
0
0
右
峯野
3
北野
0
0
0
(二)
山崎
2
洛星
4
1
0
(中)
松村
4
畝傍
4
2
2
(左)
川上
2
岡崎
3
0
1
(一)
土生
4
泉陽
3
0
0
(投)
岡村
3
洛星
3
2
1
投
長田
2
福岡
1
0
0
(捕)
日高
2
高津
3
2
0
(三)
舛永
3
柳井
2
0
0
本塁打
岡村
松村
三塁打
松村
二塁打
佐藤
山崎
回
打
安
責
岡村
3
洛星
○
7
29
2
1
長田
2
福岡
2
7
1
1
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