2000年 七大戦 レポート

★6月26日(月) 西京極球場 ★
京都大 110 000 000=2
名古屋 000 000 000=0

【舛永隆宏の試合レポート】
 今まで先発した試合で勝ったことのなかった相原(2岸和田)が、自らのジンクスを打破しようと鬼気迫るピッチングで初完封。チームを決勝に導いた。

 京大は初回、先頭の小野山(4桐蔭学園)がレフト前ヒットで出塁。続く舛永(3柳井)がバントシフトをひいてきたサードの頭上を越えるレフト前ヒットでチャンスを広げる。ここで3番山崎(2洛星)はサードゴロだったが、ゲッツーを焦ったセカンドが落球し、その間にセカンドランナーがホームイン。先制した。川上(2岡崎)もライト前ヒットでチャンスを広げるも後続が凡退し、この回1点に終わる。

 2回にもライト前ヒットで出た日高(2高津)が、送りバントと内野ゴロで3塁に進み、ワイルドピッチで追加点。

 その後も再三ランナーをスコアリングポジションに進めるがタイムリーが出ず結局2点で終わった。

 しかし、今日は2点で十分であった。相原は威力のあるストレートを中心に切れるスライダー、カーブ、シュート、フォークを駆使し、12奪三振。8安打を打たれるも要所で集中力が抜群だった。

 バントミス、パスボールなどまだまだ課題は多いものの、勝つべき試合できっちり勝てたことは大きかった。決勝は雨で流れたものの、今年前半最後の試合をきっちり勝てて良かった。

 自分自身もこの七大戦をいいイメージで終えることができた。春のリーグ戦では不本意な成績で終わったので、秋はチームの勝利に貢献する活躍をしたい。



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京都大学
(遊)小野山桐蔭学園
(三)舛永柳井
星野東山
(二)山崎洛星
(左)川上岡崎
(左)佐藤久留米大附設
(右)大谷益田
(捕)日高高津
(投)相原岸和田
(一)吉田明善
藤田膳所
土生泉陽
盗塁 小野山
川上




相原岸和田34

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