2001年 秋季リーグ戦レポート

★ 10月19日(金) 甲子園球場 ★
近畿大 001 231 002=9
京都大 001 110 000=3

【長尾仁嗣の試合レポート】

 2001年秋季リーグ第7節。 京大はこの節が最終節となり、ラストシーズンを迎えている4回生8選手にとっては、あと数日しか大学野球を味わえないことになった。 今季の近大戦の舞台は春に続き阪神甲子園球場。 最後の試合が最強の相手と最高の舞台で行われる。 ここは何としても京大の意地を見せたいところである。

 京大の先発は岡村(4洛星)。 1回表の近大の攻撃を3人で片づけ、上々の立ち上がりを見せる。 一方の近大の先発は左腕の野村(2近大付属)。 過去京大戦に2度先発した野村は京大戦の合計被安打がわずかに2本。 1試合に1本の安打しか許していない。 京大はこの野村を攻略すべく、2週間ほどの練習において常に野村を意識していた。 その成果あって、初回に主将の舛永(4柳井)がいきなりセンター前ヒットを放つ。 得点にはつながらなかったものの、今までのように手も足も出ない感を払拭するには充分の一打であった。

 しかし、先行したのは近大。 3回表、1死12塁から2番松丸(3PL学園)がレフト前安打。 単独でスタートを切っていた二塁走者の田中雅(2PL学園)は楽々ホームイン。 京大のピンチはなおも続くが、岡村が1点で踏ん張った。

 その裏、京大の攻撃。 先頭の日高(3高津)が四球で歩き、犠打、暴投で2死3塁のチャンスを作る。 ここで2番篠原(3星光学院)の打球は高く跳ねながらショートへ。 近大のショート米田(3報徳学園)の送球が高くなり、一塁手がジャンプ。 篠原は頭から飛び込む。 審判の腕は左右に広げられる。 セーフ。 同点タイムリー内野安打となった。

 貴重な得点を守っていきたい京大だが、直後の4回表に田中雅に2点タイムリー二塁打を浴びて、3-1と2点のリードを許してしまう。

 それで追いすがる京大は、4回裏、1死13塁から日高の野選で1点を返し3-2。 しかし、5回表に不運なヒットが相次ぎ、一気に3点を奪われ6-2。

 5回で野村はマウンドを降り、その後近大は貴志(1近大付属)、橋本和(3近大付属)へとつなぎ、京大打線は封じ込められた。 しかし、今まで完全に抑えられていた野村から3点を奪い、確実な進歩を実感できる試合であり、明日へとつながる一戦となったのではないだろうか。



打撃成績
京都大学
(投一)岡村4洛星520.257
(左)篠原3星光学院411.259
平山2四条畷100.091
(三)舛永4柳井320.394
(右)藤田2膳所410.333
(一)田村3甲陽学院201.071
長田3福岡000.000
伊地知3洛星100.000
多賀野4西大和学園000-
(遊)川上3岡崎400.200
(二)山崎3洛星410.158
(捕)日高3高津301.231
(中)峯野4北野200.038
伊藤1松山東100.231
合計3473.208
近畿大学
(右)田中篤3平安300.237
(二)松丸3PL学園411.194
(一)平山4近大付属510.375
(左)広瀬栄4宇和島東301.359
三好3京都西000.231
(三)大八木2大阪桐蔭200.294
楠本4平安110.500
井上2平安200.000
(中)前田4上宮321.267
大西3PL学園000.000
(遊)米田3報徳学園321.294
(投)野村2近大付属211.267
貴志1近大付属100.000
橋本和3近大付属100.000
(捕)田中雅2PL学園533.200
合計




京都大学近畿大学
二塁打藤田田中雅
盗塁
田中雅2・米田・田中篤2・松丸・前田2
失策日高・山崎米田・井上
暴投
野村・貴志
投手成績




打者安打自責防御率
岡村4洛星527967.67
長田3福岡
29116.53
多賀野4西大和学園
2111115.8
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野村2近大付属524521.48
貴志1近大付属
28100.00
橋本和3近大付属
27100.71

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