2001年 オープン戦 レポート

★ 3月1日(木) 吉田グランド ★
天理大 301 110 002= 8
京都大 003 230 02X=10

【松野慎一郎の試合レポート】

 3月1日の天理大戦は序盤から中盤にかけての投手の不調による失点を全13安打の猛攻ではねのけ、乱打戦を制し、今年度の初試合をものにした。

 初回の守備、先発河村(2北野)はコントロールが定まらず、威力のあるストレートを活かしきれず四球を連発し、3点を失ってしまう。3回にも四球がらみでノーヒットで1点を奪われ4点差となる。

 しかし、3回裏、代打長尾(2小野)がセンター前ヒットで出塁すると1番舛永(4柳井)がきっちりと送り、2番星野(4東山)が粘った末に、球足の速いゴロでセカンド横を抜いて長尾が一気に生還して1点を返した。さらに、3番山崎(3洛星)も初球をレフト左をぬく三塁打として2点目。そして6番谷口(2洛星)がライト前ヒットを放ち3点目として一気に1点差に追いつめる。

 その後、守備で失点しつつも、4回には9番長田(3福岡)のライト前、1番舛永の四球で無死12塁となったところを2番星野が今度はバントをきっちり決め、3番山崎がライト前ヒットを放ち2者が生還し理想的な形で2点を奪う。

 続く5回にも、8番田村(3甲陽学院)の痛烈なレフト戦ヒット、星野のセンター前ヒットなどで2死満塁となる。ここで4番の川上(3岡崎)が大きく左中間を破るツーベースヒットで走者を一掃し8対6と逆転した。

 さらに8回裏にも代打伊地知(3洛星)、途中出場の篠原(3星光学院)らによって2点を奪い10対6と突き放つ。9回表に京大3番手の多賀野(4西大和学園)が打ち込まれて2点を失い、「ひやり」としながらもなんとか逃げ切り、10対8で初戦をものにした。しかし、13安打の猛攻でしのいだとはいえ、投手陣は15四死球と制球に課題を残す結果となった。



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京都大学
(三)舛永柳井
打三丹羽洛星
(左)星野東山
篠原星光学院
(二)山崎洛星
打二奥田六甲
(遊)川上岡崎
(右)藤田膳所
(捕)谷口洛星
(中)峯野北野
(一)田村甲陽学院
打一伊地知洛星
(投)河村北野
長尾小野
長田福岡
平山四条畷
多賀野西大和学園
三塁打山崎
二塁打川上
盗塁山崎




打者安打四死自責
河村北野
17
長田福岡
16
多賀野西大和学園17

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