2002年 秋季リーグ戦レポート

★ 10月19日(土) 阪神甲子園球場 ★
京都大 101 000 000=2
近畿大 001 030 10X=5

【長尾仁嗣の試合レポート】

 最下位を脱出するには2連勝するしかなくなった京大。4回生にとってこの日が最後の試合とならないようにチーム一丸となって近大を倒しにかかる。対する近大もこの試合に勝てば優勝に大きく前進し、優勝を争う同志社大にプレッシャーがかけられるため、全力で京大に襲いかかる。それぞれの想いが小雨の降る甲子園で交錯した。
 京大・土屋(1・西城陽)、近大・糸井(3・宮津)の先発で始まったこの試合。経験は浅いながらもその実力は評判どおりの両先発の投げ合いが予想された。
 先攻・京大はこの日も序盤から打線好調。初回1死後、篠原(4・大阪星光学院)がセンター前へクリーンヒット。犠打で2死2塁とし、ここで4番・川上(4・岡崎)が追い込まれながらも変化球を打ち返し、これまたセンターへのヒット。篠原が快足を飛ばしてホームイン。見事としか言いようがなかった。
 2試合連続の川上による先制点で勢いづく京大は3回、1死1塁から3番・伊藤(2・松山東)の会心の一撃。右中間を破る2塁打でランナー篠原が生還。2−0とリードを広げた。
 また、京大先発の土屋は3回に1点を失うものの、持ち前の緩球を使ったピッチングで攻撃にリズムを呼びこんだ。5回途中から長田(4・福岡)が登板。しかしその長田が近大打線に打ち込まれてしまう。2番・藤田(2・鳴門第一)以下、3安打1四球で計3点を失い、逆転を許してしまった。
 7回裏には近大主将・米田(4・報徳学園)によるタイムリーで2−5とされ、そのまま試合終了。2試合連続で2−5で近大の勝利。この時点で京大の4季連続最下位が決定した。
 さらに、この日をもって4回生の引退が決まった。2年半も野球生活を共にした身としてはあまりに寂しすぎることだ。もう3年も4年も一緒に野球をやりたかった。目標を達成できなかった悔しさを来季にぶつけ、必ずや京大の時代を迎えさせたいと思う。


打撃成績
京都大学
(右)藤田3膳所300.122
(中)篠原4大阪星光学院310.222
(三)伊藤2松山東310.225
(遊)川上4岡崎421.262
(左)相原4岸和田400.175
(二)山崎4洛星400.250
(一)田村4甲陽学院300.286
(捕)谷口3洛星210.132
(投)土屋1西城陽200.250
長田4福岡100.067
合計2952.193
関西大学
(中)大西4PL学園510.261
(遊)藤田2鳴門一432.390
(左)4柳川411.341
(一)若林2広陵100.314
(右)田中篤4平安211.405
(三)米田4報徳学園411.182
(捕)田中雅3PL学園310.367
(投)糸井3宮津100.143
清水2近大附100.500
米倉4猪名川100.000
(二)井上3平安410.300
合計3095.292

京都大学近畿大学
三塁打
二塁打伊藤大西・米田
盗塁
井上
暴投長田糸井
投手成績




打者安打自責防御率
土屋1西城陽
4 1/318422.42
長田4福岡3 2/319533.47
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糸井3宮津521422.79
米倉4猪名川
412101.06

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