2002年 京神戦レポート

★ 6月15日(土) 神戸大六甲台グランド ★
京都大 000 000 110=2
神戸大 000 100 000=1

【長尾仁嗣の試合レポート】

 神戸大の1つ勝ち越しで迎えた2002年の京神戦。 昨年の乱打線とはうって変わって息詰まる投手戦となった。

 両チームの先発は京大・長田(4・福岡)、神戸大・平山(4・高津)の最上級生エース。 ランナーを出しながらもキレのいい変化球と持ち前の粘りで要所要所をしめる長田と自慢の速球とフォークを活かして三振の山を築く平山が対照的であった。

 4回裏、神戸大の攻撃。 3番・大橋(4・長田)が右中間へスリーベースヒット。 これで4イニング連続の先頭打者出塁を許した。 一死後、5番・田端(2・高志)に2球目を叩かれ神戸大が1点を先制した。

 一方神大・平山は6イニングを被安打1、7奪三振の快投を演じるが、序盤の力みが終盤の疲れに変わる。 7回表、先頭・藤田(3・膳所)がセンター前ヒットで出塁。 続く長尾(3・小野)がバント失敗して、ランナーを進められなかったが、3番・伊藤(2・松山東)がライト前を放ちチャンスを広げる。 後日伊藤が「長尾さんに貸しができましたね」と言ってきたのが何とも腹立つことである。 本題に戻り、一死一,二塁で4番・川上(4・岡崎)を迎える。 川上は初球を泳ぎながらもライトへ。 これが大飛球となり普通の球場なら確実にスタンドインのライトオーバーツーベース。 藤田が生還し同点に追いつく 。しかしこの後、平山は連続三振で切り込み、京大はたたみかけることが出来なかった。

 6回から登板した河村(3・北野)は神戸大打線を危なげなく抑え、リズムを呼び込む。 8回裏、疲れが顕著な平山は先頭打者を四球で出す。 田村(4・甲陽学院)はランナーを進められなかったが、続く山崎(4・洛星)は犠打で二死二塁。 ここで藤田に投じた2球目を神戸大キャッチャー・和田(4・神戸)がはじき、ランナー田村は果敢に三塁を狙う。 そして和田が投げた。 三塁への送球が暴投となり、田村が生還。 2-1と京大が勝ち越した。

 結局その1点を守りきり、京大が通算成績をタイにした。

 MVPには攻守に活躍した川上、優秀選手には13奪三振の平山が選ばれた。 ここ3年、お互いのホームグラウンドで勝てないこの定期戦。 来年はどうなるのか。


打撃成績
京都大学
(指)藤田3膳所410
(左)長尾3小野300
篠原4星光学院100
坂井1筑紫丘000
(三)伊藤2松山東410
(遊)川上4岡崎311
(中)相原4岸和田420
(右)谷口3洛星300
打左奥田4六甲100
(捕)日高4高津200
(一)田村4甲陽学院300
(二)山崎順4洛星200
合計3051
神戸大学
(遊)丸山3小野320
(捕)和田4神戸310
長尾3札幌開成100
久米3三国丘000
(二)大橋4長田310
(左)福本3清教学園400
(指)田端2高志421
(右)井上4畝傍300
人見3小野100
(三)小原4松本深志300
(中)正橋4膳所310
(一)木口4郡山200
合計3071

京都大学神戸大学
三塁打
大橋
二塁打川上丸山・田端
盗塁
大橋
投手成績



打者安打自責
長田4福岡51951
河村3北野41420
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平山4高津93351

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