2004年 春季リーグ戦レポート

★ 4月10日(土) 皇子山球場 ★
立命 330 312 100=13
京大 010 000 000= 1

【坂井伸光の試合レポート】

 京大の先発は濱田(3.茨木)。しかし初回、ヒットと死球で無死満塁とされ、4番中村(3.東筑)にレフト前2点タイムリーヒットを打たれていきなり2失点。その後も1点追加されて0−3と苦しい立ち上がり。さらに2回、1死後、俊足の1番赤松(4.平安)を四球で出塁させてしまうと、二盗、三盗を次々と決められ、3番藤崎(4.久留米商)のセカンド内野安打で赤松が生還。さらに続く4番中村にはうまく打ち取りピッチャーゴロチェンジかと思われたがこれを濱田がまさかの悪送球。ここからずるずるといってこの回も3失点。0−6と大きく突き放される。

 何とかしたい京大はその裏、先頭の5番河原林(3.膳所)が四球で出塁すると、2死3塁とし、8番折笠(4.県千葉)がサード内野安打を放ち1点を返す。続く3回も1番坂井(3.筑紫丘)、2番小林(2.三国丘)の連打でチャンスをつくる。しかし後続が続かず流れを引き寄せられない。すると再び立命館の猛攻が始まり、4回、5回、6回、7回と立て続けに点を重ねられ、あれよあれよと13失点。勝負が決まった。京大は4回以降チャンスらしいチャンスをつくることができず、一矢報うことができなかった。


 

打撃成績
立命館大学
(中) 赤松 4 平安 5 4 1
(三) 緒方 3 藤蔭 2 0 0
(遊) 藤崎 4 久留米商 4 3 2
(右) 中村真 3 東筑 6 2 2
(左) 保良 3 平安 4 2 4
(三) 西村 2 智弁和歌山 4 1 1
(捕) 西川喬 2 立命館宇治 4 1 2
中井純 4 三田学園 2 0 1
(二) 後界 3 智弁和歌山 3 0 0
(投) 金刃 2 市尼崎 2 0 0
三宅 4 京都成章 1 0 0
池添 4 高知 0 0 0
3 立命館宇治 1 0 0
山田 2 酒田南 0 0 0
合計 38 13 13
京都大学
(右) 坂井 3 筑紫丘 4 1 0
(中) 小林 2 三国丘 4 1 0
(遊) 伊藤 4 松山東 2 0 0
(一) 中沢 3 水戸一 4 1 0
(三) 河原林 3 膳所 3 0 0
(捕) 岡田 3 洛星 2 0 0
(二) 多田 4 春日井 0 0 0
松岡諭 4 旭丘 3 1 0
熊本 2 洛星 0 0 0
服部 2 明和 1 0 0
(左) 山ア 2 清風 0 0 0
折笠 4 県千葉 2 1 1
鳥山 3 成蹊 2 0 0
(投) 濱田 3 茨木 1 0 0
吉村 3 大教大天王寺 1 1 0
山中 4 洛南 0 0 0
打二 岩ア 3 膳所 2 0 0
合計 31 6 1
  立命 京大
三塁打 保良
二塁打 中村真、赤松  中沢
盗塁 赤松5、緒方、後界
失策 西村 河原林、濱田
投手成績


安打 自責
金刃 5 5 1
池添 2 0 0
山田 2 1 0
---



濱田 4 10 7
山中 3 2 3
熊本 2 1 0

戻る